本当に正しいリンパマッサージのやり方を教えて欲しい

いよいよここで、
リンパ液の流れを改善するための
具体的な正しいやり方を紹介します。

 

リンパ系に関する基本的な知識は、
ご理解いただけたものと思います。

 

正しい知識がベースにあれば、
より間違いのない方法を
身につけていただけるのではないでしょうか。

 

 

筋肉をほぐすことを
目的とする筋「マッサージ」と、

 

リンパ液の流れを促進する
「ストレッチ」とは、
少々意味合いが異なります。

 

 

もちろん、手で皮膚をさわって施術する
という部分において、リンパストレッチも
マッサージの一種ではあります。

 

しかし、マッサージという言葉を使うと、
筋肉をもにほぐす筋マッサージと
混同しやすくなります。

 

このため、正しいリンパストｒッチを
理解しにくくなる可能性があります。

 

そもそも、リンパストレッチは、
リンパ浮腫という病気を
改善するための医学的な手法です。

 

 

• 皮膚を保護するスキンケア
• 手を使って皮膚をなでる用手的リンパドレナージ
• 弾性包帯を巻く圧迫したうえで患部を動かす運動療法

を組み合わせて「複合的」に行われます。

 

あなたは、病気治療というよりも、
日ごろの体調管理や健康増進、
そして美容のために応用したい
と思っておられるはずです。

 

 

しかし、その場合でも、病気治療で
行われている方法をうまく応用したほうが、
より効果的だといえるでしょう。

 

例えば、リンパ液の流れを改善しよう
と思うのであれば、「リンパ液が流れる方向」を
まず知らなければなりません。

 

リンパ管にはたくさんの「弁」があって、
逆の方向には流れないからです。

 

 

リンパ液が流れる方向を知らずに、
逆方向に皮膚をなでても、
さほど効果は得られないと考えられます。

 

 

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もちろん、
筋肉を強くもみほぐしてはいけません。

 

あくまでも、
やさしくなでるように行なうのがコツです。

 

なでることによって、リンパ管壁の平滑筋、
その周囲の筋肉などが動き、
「筋ポンプ」の効果でリンパ液の流れが促進されます。

 

 

皮膚をなでることで、ごく自然に
心地よさを感じることも多いはずです。

 

 

心地よくなるということは、
副交感神経が優位になり、

 

皮膚への適度な刺激によって、
血行が促進されます。

 

 

また、リンパ液の流れも
よくなっていくことでしょう。

 

リンパ浮腫の利用では、弾性包帯という
弾力性のある包帯を巻いて、
幹部を締め付け運動するという方法を用います。

 

例えば脚のリンパ液を流したいのであれば、
弾性包帯の代わりに、ストッキングや
スパッツをはいてみてもいいかもしれません。

 

ある程度「締めつけ感」のある
スパッツなら、その圧迫と連動によって、
リンパの流れが改善していきやすいです。

 

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